ドーナツ経済

2022年の初めに

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明けましておめでとうございます。

2022年もよろしくお願いいたします。

「どんな年になるんだろう…」そういった問いは様々な場面で散見します。

予測よりも大事なことは、自分が「どうしたいか」だと常に考えています。

自分の力ではどうしようもないこともあります。パンデミックや自然災害。自然の一部としての自分の限界。

一方、私は社会学出身ですので、一個人が構成するのが社会であり、ひとりの力も実は大きいということをベースとして考えております

 

私がどうしたいか?

新型コロナウイルスについては専門外ですので申し上げずにおきます。

この2年の変化のなかではーーーZoomやTeamsで遠方の方とも簡単にお顔を見てお話できるという良さは痛感しましたので継続したいです。

加えて対面でお会いできることのかけがえのなさ!食事を供にできることの喜び!そういった機会は出来る限り作りたいと思います。

ビジネスマンとしては、生活者購買心理のプロとして、引き続き<行動の変化からの心理変化>を冷静に見ていくこと。インタビューやエスノグラフィーの研究を続け、皆様にお伝えすること。

一生活者としては、脱プラスチックを進め、エシカル消費を実践すること。

 

前置きが長くなりました。

『ドーナツ経済』(ケイト・ラワース著、河出文庫刊)年末年始 読んでいまして、とても大切なメッセージがあるように感じています。

昨年読んだ『人新生の資本論』(斎藤幸平著、集英社刊)にも登場しました。

脱成長と分配の再設定。

まだまとまった意見を述べられるまでに消化できていないのですが

脱プラスチックよりもさらに基本となること。そもそものGDPという指標をいかにすればやめることができるかという課題。

「自分が見たいと願う世界の変化に、自分自身がなりなさい」というガンジーの言葉が引用されていました。

1年かけて自分なりの答えを出すことができればと考えています。ディスカッションできる機会があればお声掛けいただけましたら幸いです。